こども宅食事業とは

こども宅食とは、家庭の経済的な困難に直面している子どもたちに、定期的に食材や食事を届けることで、少しずつ関係を築き、必要な支援につなげたり、地域で見守りを行う活動です。こどもの栄養状態の改善や心の安定を図り、食品以外の支援にもつなげていくことを目的としています。

なぜ、こども宅食が必要なのか?

現在の日本は、社会保障制度がしっかりしており、全国の自治体が多くの親子の生活を支えてくれています。
しかし、日本の福祉サービスや支援を受けるためには、受けたい個人が自ら申請を行う必要があります。

自己申告が必要で、申請には書類の提出も必要です。
それらの手続きも複雑で専門家の助言が必要な場合もあります。

つまり、支援を必要としている人の積極的な行動が重要であるという考え方に基づいています。
では、その行動力が、すべての人にあるのでしょうか?

実は、こんな悩みがある親子がいることをご存じですか?

  • 仕事で平日の自治体窓口に行けない
  • 経済的に苦しい状況をまわりに知られたくない
  • 自分から子ども食堂などに行く勇気がない

このように、自治体ではサポートしきれない、つらい状況に置かれていても声を上げられない、自ら助けをもとめられない親子がいます。
そんな親子を見つけて支援するため、この子ども宅配は必要だと考えます。

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